2011年9月22日木曜日

芭蕉の思い

友のmail
>   あかあかと、
>    日はつれなくも、
>   秋の風。
> 
> 千住の宿をあとに、 草加松並木をぬけて命がけの長旅、奥の細道。
>  旅の終えん、 金沢兼六園でうたった一首。
> 
> 今頃の季節を歌ったのでしようが.  底しれない奥の深さを感じます。
>    私の好きな句のひとつです。
> 夕食の用意ができたようです,またあした、ごきげんよろしく。
>  
> 
千住から草加を抜け杉戸宿へ、
奥州街道か日光街道か歴史に疎い私はよく判りません。
もう一つ御成街道が私の家の西側を通っています。
私の散歩コースです。
御成街道には榎木を植えた一里塚が残っています。
この道は現在、幸手宿で日光街道に合流します。
日光へも車で走ればほんの一走りですが芭蕉の時代は大変だったの
でしょう。
 


あかね色 芭蕉の思いを かさねみて
榎木の元で チョット一休み
 
電話は良く来るがmailはチョット違う。
我が地元を思い出させてくれた。
26th Aug. 2006

友との語りぐさ

朗らかに 振る舞う友が 目に染みる
残る蝋燭 知るが如くに



病がみえず 体調不良 検査の結果が見えぬ不安が 気の毒だ。
小難であることを願うばかり。
19th Oct. 2005


病晴れ 心も晴れて 結果見る
つらい検査も 友との語りぐさ


良かった!でも彼の心ただ案じるばかりなり。
122005

未だ晩夏

秋半ば
蛙顔出し
つつじ咲き
冬を素通り
春が来たのか

今年はとても暖かこのまま冬がこなければ良いのか悪いのか
20031111

晩夏

この暑さ 夏が来たかと 庭のサツキ
冷夏の後に 赤き花みごと

このところ急に暑くなりました。
サツキ(多分)も驚き急に花を付け始めました。
どうしたのでしょう



義理堅く 頭を下げる 稲穂たち
ホントに心配 おかけしました。


この辺の米は少し遅れたようですが
今黄金色の稲穂が恥ずかしそうにお辞儀しています。
どうやら間に合いそうです。例年より少し遅いようですが。


サンマ焼く 煙は何処 秋の夕べ
かぐわしき香り ほのかに来たり

どこからともなく漂い来るサンマの香り
秋の兆しをまた一つ感じました。

20030906

カッコー

このところこんな町の中にも毎朝カッコーが起こしに来てくれます。
時にはアンテナの上から大きな声で呼んでくれます。
でもホントは7時頃にお願いしたいのですが!



カッコーが もう朝だよと 来てくれる
明日もよろしく 7時に願います

こちらはもう夏本番!
毎日30度を超えています。
小学生の頃は数えるほどしかなかった30度を超える日。
カッコーの云うように5時には起きて一仕事した方が良いかなあ。

2003/06/22

気恥ずかし

速くなれ ADSLは速いと 試してみても
300k
も行かず IT僻地を愁う


杉戸町のADSL1.5Mラインでやっと300kと言うありさまです。

待ちに待った12Mもやってみれば250kがやっとと言うお粗末です。

また1.5Mに戻して何とかやってます。

光も来ないIT僻地です。
2002 Feb. 7th

久々に 詩読み返し 気恥ずかし
気取った言葉は 考え過ぎか

久々に読み返してみました。
ずいぶん気取った言い回しと考えすぎが!
チョット恥ずかしいです。
2002 Feb. 22nd

2002年 2月 のtimeスタンプがありますがこれはカレンダを直していなかったためと思います。
あえて2003年に入れてあります。
古いモノなので記憶も怪しいです。



新銀河鉄道の夜



白鶴が 羽を休める 北の国
舞い散る雪に 疾風駆け抜け


寝台特急はくつるが廃止になり

入れ替わりに疾風が雪を舞い上げ八戸に

新幹線開通おめでとうございます。

2時間56分は速いですね。

乗ってみたいなあ!
 2002 Dec. 1st


みちのくの 虹の橋渡る 新しき
銀河鉄道 カシオペアの鉄路



みちのくを 走る銀河の 新鉄路
祝う虹の橋 呻吟が鉄道 

駅前で 開通祝う 新銀河
夜空を飾る イルミネーション



今度生まれた第3セクタの鉄道は

銀河鉄道ですか?

大きなイルミネーションと虹の橋に祝福されての開業

おめでとうございます。

3セクは責任がはっきりしないので平気で赤字を出すこともあります。

町の力を合わせて頑張ってください。
日本の一番遅れているところは観光だと思います。
観光に携わっている梅さんが機関車になってヒッパッテ行くことを期待してます。
トンネルの水や川原の石ころだって立派な観光資源です。
トンネルの水ボトルに詰めて売るのも良い。

2002 dec. 7th

*新銀河鉄道と書いているが正しくは『IGRいわて銀河鉄道』というのが正しいらしい。
(2011年9月追記)

愚かな人のゴミ

秋茜 コニカルビームか 2エレのヤギか
  マストの上の アンテナに見え



    もう秋の兆しが見えているんですね。
 秋茜はツンと尖った先っぽが好きです。    
 短かった夏も寒かったようで
   
米の出来はいかがですか?
   
関東の米はそろそろ実が入り始めました。


みちのくの 高速道路 ひた走り
   貸し切りかと思う 他に車なし

   
高速道路より無料の国道を
   
整備した方がいいように思います。
   
どうせ赤字なら。


みちのくを 訪ねてみれば 雨しずく
   迎える緑 さらに美しく

     霧のような雨にむせぶ
御所野遺跡の緑はすばらしかったです。
   
天台寺のアジサイも色がさえていました。



六カ所の 原野に埋める ドラム缶
   開けてはならぬ パンドラの箱


     放射性廃棄物、
しっかり封印して置いたのに
   
だれかがあけてしまいそう。
   
300年も我慢できるか心配です。
   
人は我慢したとしても自然が我慢できずにあけてしまいそう。
300年の長い年月ですら放射性廃棄物を浄化できない。

  たまり続けるこのゴミをどうするのか?



パンドラの 約束忘れ 開けてみる
   愚かな人の ゴミばかりなり


   
あけてみて手の付けられない
   
ゴミを見て愚かな過去人をなげく未来人。
02 Jul. 28th

季節が解りません


春が来て もうすぐ田植と 想う間に
         もう夏の予感 雷様出る
  
    
 今年の気象はなんだか激しそう。度々の雷様お出ましです。
     すでに夏日もちらほらジャガイモの出来が心配です。
        また猛暑になるのでは!
02 Apr. 17th





晴れ間なく 皐月の空に 雷様騒ぎ
   季節のけじめ トンとわからず
                       02 May. 26th



山の緑はすばらしいでしょうね!
こちらはもう梅雨の感じです。 気象庁はまだ梅雨とは云ってませんが!

はるがすみ

 春が来て アンテナ載せ換え 空仰ぎ
            心は世界を はや駆けめぐり


    杉戸の家にTA341を上げました。 
   高さは約14mで低めですが関東平野の端まで見えます。


 筑波山 男体赤城に 秩父の峰
            富士に丹沢 霞にけむる


 タワーから一望できる関東平野 東の筑波、北の男体、赤城、西の秩父に富士、丹沢
このすばらしい景色も春には霞の中に消えています。

もうすぐ春

茜色 あっという間に 白くなり
        おつぎは梅か 桃か桜か


先日 頂いた写真には燃えるような紅葉が
そして ほんのひとときのうちに雪の世界。
でも次にはちゃんと梅も桃も桜も控えています。
もうすぐです。
暖かい春。
と言うことはまたひとつ・・・・・・
一年が早いですね!                                                            01 Dec. 19


始めて見たモノの

我の詩 俳句というか 川柳か
             短歌 狂歌も 知らぬ顔する


なかなかこれはという物は出来ません。
それでも良いきっかけをいただき楽しんでいます。               01 Dec. 03

はやく“俵 万智”さんのようになりたいですね。
おいおい!望みが高すぎるんじゃないの・・・


梅さんが きっかけつくって くれたから
            それで今年は 歌会始 

これは OOさんのの盗作です。                             01 Dec. 03

いよいよ師走です

欅落ち 銀杏が続く 小春日に
            舞う葉わずか 初冬の風


東京の紅葉もそろそろ終わりです。
このところ暖かい日が続いています。
葉の落ちた枝にはもう堅い新芽がみえ
しっかりと春の準備が整っているようです。       01 Dec. 01

2011年9月21日水曜日

冬は駆け足でやってきます

 「白き実を そっとすくって 口にいれ
            妻と語らう 友の優しさ」

先日は珍しいもの(あけび)ありがとうございました。
話にきき知ってはいても子供の頃の忘れかけた思いでしかなく
ほんとに久しぶりの味でした。


  
 「涼風に ひと葉舞い落ち 気がつけば
            まもなく来る 木枯らしの冬」

暑さがなくなり一番快適な季節です。
早めに色付いたひと葉が風に舞っています。
寒い冬はもうそこまで来ているんですね。    01 Oct 18

ヴィクトリアの滝

「赤き山 鉄が出るのか 問うてみる
            鉄も黄金も 白赤も出ると」・・・南アフリカの原野にて

地下資源に恵まれた南アフリカの大地。
宝の山を荒らしているのは???





「とと楽の 昼寝むさぼる 雄獅子みて
            誰かと同じ と妻の囁き」・・・ボツアナのチョベ国立公園にて


雄獅子(ライオン)は狩りもせず 真っ先に獲物を食らう
誰かとは・・・



 「水しぶき 大地を穿ち 雲を呼び
            雨となり 木に緑呼ぶ」・・・ヴィクトリアの滝にて


アフリカの大地は意外に緑が少ない。
しかし水の音を追い進んでいけば、やがて緑は濃くなり大地が割れる。


  01 Oct. 04

2011年9月20日火曜日

暑さ寒さも彼岸まで!

「秋茜 もう来るかと 待つすすき
           
まだ早いと 台風が云い」                        01 Sep. 15

「我が財布 開いてみれば 寒そうに
              一足先に 木枯らし聞こえ
                     01 Sep. 16

「気がつけば 蝉は何処へ 行ったやら
        鱗雲に 秋茜舞い」                                          01 Sep. 18

「寒さ来る たよりに載せて
       
暖かき きのこと蕎麦の 香りも届く」              01 Sep. 23


残暑が長く気持ちだけが秋になっています。
それでも一日一日、秋の気配はそこかしこに見え隠れしています。

短歌との出会い

1980年代後半?だったでしょうか、
同窓会のお手伝いをしていたときお世話になっていたT先生のお手紙にいつも短歌が添えられていました。それは学校で習った難しい独特の言い回しはなく普通に受け入れられることばでした。
そして当時一世を風靡した 俵 万智 さんの『サラダ記念日』を見て私が学校で習った短歌との違いに愕然としました。
なんだか友達と普通に交わしてることばが綺麗に流れてる。

はるすぎて なつきにけらし・・・
百人一首に出てくるのが短歌と思いこんでいた私、短歌なんて私に出来るはずがない。

でもこれは違う普通のことばで気楽に書き留めればよいのだ! 


気がついて最初に歌ったのが『ハートフォードにて』
しかしその後きっかけもなく忘れ去ったかに見えたのですが
ウメさんに刺激され(2001年)。
それから時々、気がつけば何年も忘れていたり、
思い出したとき気楽にやっています。
このブログはそれをただ並べたモノ。
実際には題名など付けていないのでタイトルは不釣り合いのモノ、古いモノもあります。


*ウメさん みちのくの不思議な友人。古いつきあいではないが古き友のような関わり合いがある。

ハートフォードにて

「雨上がり 木々の緑に赤レンガ
光るタワーが目にもあざやか」                                          89 May. 3


89年に訪問したアメリカ、コネティカット州、ARRLの印象です。
はじめて
宿題や学校の課題ではなく自分で書いたうたです。